URL https://gamewith.jp/mhw/
期間 2019.2~2020.12
役割 ディレクター(ライター兼務)
主な作業 サイトの立て直し、攻略記事のライティング、GAを使用したサイト改善等
チーム人数 基本2人、イベント時4人、大型アップデートは一時10人程度

自分が入社前からサイトは運営されていたが、人員不足により更新を停止。2019年9月に大型アップデートが実施することが発表され、それまでにサイトの立て直しを担当。

また、大型アップデートから最終アップデートまでのサイトディレクションやライティングも担当した。

担当業務

ディレクション

  • タスク管理(作成記事の選定等)
  • 社内ライターへの指示出し
  • サイト構成の作成
  • GAを使用したサイト改善

ライティング / その他

  • 攻略・読み物記事のライティング
  • スプレッドシートにて関数・GASを使用した業務効率化
  • サムネイル等の作成(Photoshop)
  • 攻略動画の企画・作成(Premiere Pro)

業務の詳細・成果

記事のライティング

攻略記事の作成

ミラボレアス
▶モンスター攻略記事

ライター1人ではタスク量的に難しいため、ディレクションと平行してライティングも行っている。また、ライターに書いてもらった記事の校正も担当。

サイトのターゲット層は初心者~中級者レベルのユーザー。ただこのモンスターは一定以上のランクが必要であり、初心者が簡単にたどり着けるものではない。そのため勝てない中級者をターゲットにしている。

効率よく倒すというよりは、おすすめの対策装備や各形態ごとの立ち回りを理解して安全に勝つことを目標にして記事を作成した。

振り返り記事の企画・執筆

振り返り
▶MHW:IBアップデート振り返り記事

モンスターハンターアイスボーンの最後のアップデート後に企画から執筆まで一貫して担当。

ゲームの発売からどのようなアップデートがあったのか、SNS上で話題になったことや、このゲームのあるあるを交えながら時系列順に振り返られるような記事を作成した。

攻略以外の記事の作成

ゼニー
▶攻略以外(読み物)の記事

モンスターハンター15周年展にて、1ゼニー(ゲーム内の通貨)メダルが手に入ることから企画した記事。企画から校正、執筆まで全て担当した。

SEO対策・改善の実施

SEO改善が必要だった背景

⼈員不⾜により更新を停⽌して以来、シェアは1桁代、PVも⽉4〜6万程度。作成時からキーワードの意識が全くされておらず、またゲームはアップデートを繰り返しているが、記事は1年以上更新していないため、情報が⾮常に古い状態であった。

そのためSEO対策を⾏い、常に記事を更新し続けていた競合にシェアを独占されていた。また別記事へのリンクもほとんどなく、離脱率や直帰率はほとんどの記事で6〜7割超え、リンクがあってもリンク先の記事がボロボロという負の連鎖が続いていた。

実際に行った対策や改善・使⽤したツール

■ キーワードの選定・リライト

  • 「ミエルカ」を使ってキーワード・テールワードの選定
  • 細かい記事を含めると500以上はあるため、競合の人気記事ランキングやGoogleトレンド、キーワードリサーチツールを利用して優先順位を決定
  • 選定したキーワード・優先順位を考慮して順にリライト

■ 直帰率/離脱率の改善

  • Google Analyticsを利用して確認
  • 目次以外にも内部リンクを設置し、長い記事でも目的の場所へたどり着きやすく工夫
  • 構成を修正すべき記事に関しては修正
  • 別記事へのリンクを設置

1記事に全てをまとめるとユーザー視点でも見づらくなり、対象の検索キーワードで表示したい記事の邪魔になることもあった。そのため必要に応じて記事を分け、リンクを設置した。

■ 上記以外

  • 動画の利用(動画の容量が⼤きすぎると悪影響なので、数秒の動画で多くなりすぎないように)
  • タイトルの見直し(選定したキーワードを元にタイトルの⾒直し、⼀部記事は変更)
  • Twitterを活発化⇒フォロワー数を増やす(2021年以前は記事の流⼊の⼿段として、以降は著者情報として信頼性を得るため)
  • 不要なCSSの削除

改善前の目標とその後の成果

以下の目標と成果は、人が最も集まる大型アップデート直後から1ヶ月間のPVやシェア状況。

目標 成果
PV 5000万 約5000万
シェア 3割 3~4割
直帰/離脱率 特に目標設定はなし 40~50%

その後発売されたモンスターハンターライズでは、発売直後のPVが⽉7000万程度。チームでシェア1桁代から改善を繰り返し協⼒して⽴て直し、動画やSNSを使った施策でさらに成⻑することをやめなかったからこそ、今があると感じている。

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