URL https://gamewith.jp/mhrize/
期間 2020.10~2021.11
役割 ディレクター(ライター兼務)
主な作業 サイトのディレクション及びライティング、各種ツールの企画など
チーム人数 ディレクター2人、ライター2人(ゲーム発売から1ヶ月程度は合計10人程度)

発売は2021年3月だが、事前情報の取り扱いやリリース前準備のため10月からサイトを立ち上げ。ディレクションは自分だけでなく、後輩の育成のため2名体制。

ゲーム発売後、ピーク時のPVは月7000万程度、検索順位が1位の記事は全体の約4割。

担当業務

ディレクション

  • タスク管理(作成記事の選定等)
  • 社内ライターへの指示出し
  • サイト構成の作成
  • GAを使用したサイト改善

ライティング / その他

  • サイト内攻略記事のライティング・リライト
  • スプレッドシートにて関数・GASを使用した業務効率化
  • 攻略動画の企画・作成(Premiere Pro)
  • サイト内アイコン・アイキャッチの作成(Photoshop)
  • ツールの企画・一部作成

業務の詳細・成果

攻略記事の作成

スラアク
▶作成した記事の例

ユーザーは初心者から中級者程度の方が多いため、上級者向けになりすぎないように初心者や中級者に合わせた目線で作成した。

またモンハンに限らず、文章が長すぎると読み飛ばす⇒画像だけで判断して勘違い⇒批判という状態に繋がることが多かった。そのため文章はわかりやすく簡潔に、画像も必要であれば矢印や枠、文字を入れる等適宜加工している。

攻略だけでなく、見て楽しめる記事も作成

環境生物
▶作成した記事の例

ストーリーとは関係のないサブコンテンツにもクエリ・需要があるため作成。こういった記事では攻略要素だけでなく、その小動物の仕草の動画等を入れて、見て楽しめるような工夫をしている。

ツールの企画

当サイトでは、攻略記事だけでなくツール記事も展開。目的はSNSで話題にしてもらい、当サイトへの流入を増やすこと。自分は企画や画像・文章の用意を行い、処理の部分は社内の開発部のメンバーに依頼・相談しながら作成した。

SNSでの流行に乗ったツール

痛風
▶痛風テーブルチェッカー

痛風テーブルとは、ゲーム発売直後にトレンドになった話題であり、その流行に乗って作成したツール。現在はアップデートによりなくなった要素なので需要はないが、当時自社アカウントで7000リツイート、1万いいねを達成した。

SNSで拡散してもらうことを意識

神おま
▶神おま測定器

神おま測定器は、痛風テーブル等のブームが去った後に作成。護石とはゲーム内で手に入る性能がランダムな装備で、その護石が有用なものなのかを面白おかしく判定し、Twitterに投稿できるようになっている。

護石のスコアは、攻略チームメンバーにどんな性能だったら当たりかを点数化してもらった。上記画像のSCORE下の文章は、煽りすぎると反感を買うが、質素すぎるとSNSで目立たないため、煽りすぎず、質素すぎないように作成した。

Twitterの運用を活発に

@MH_Rise_GW
Twitter

ツイートの方向性を上記画像のようなお役立ち情報や公式から発表された新情報+感想(「待ってました!」等)を載せたツイートを頻度高めに更新することに。GameWith内の他攻略タイトルのTwitterを参考にした。

上記ツイートを増やした上で、PVを伸ばしたい、話題にしたい記事の宣伝も欠かさずに行った。

ツイートによっては数千リツイート達成することもあり、退職時のフォロワー数は1万を超えていた。ツイートは自分だけでなく、攻略にかかわるメンバー全員で更新している。

フォローする意味を持たせる

Twitter

前作のサイト再始動時のフォロワーは14人、ツイートは、記事を宣伝するBOTのような状態だった。フォロワーもいない状態で記事を宣伝しても流入が見込めないため、お役立ち情報を積極的に発信し、フォローしていることで当タイトルの有用な情報を得られるというイメージを持たせた。

また当時、モンスターハンターの攻略サイトとしては、競合サイト「Game8」のほうが知られていた。「GameWithもモンハンの攻略サイトを出しています!」という宣伝の意味でも、記事以外のツイートを増やす必要性があると考えていた。

ファンと同じ目線で楽しむことを忘れない

Twitter

公式の新情報や周年などおめでたい内容に対して、ポジティブな感想を付加したツイートも積極的に増やすように意識した。当タイトル運営時には私の指示のもと、ライターに積極的に展開してもらった。

企業攻略サイトということもあり、機械的な対応すぎると、企業だから…お金もらって適当にやってるだけ…等の印象から嫌悪感を抱く方が少なからず存在する。

企業が運営していて給与が発生していることは事実だが、できるだけプレイヤー・ファンの方と同じ目線で楽しみ、人間味を持たせたい。と考えた。私達もただお金をもらって仕事しているだけではなく、1ファンとしてモンスターハンターを盛り上げたいという想いである。

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